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2006年5月30日 (火)

巨視的・歴史的視野と現状についての情報・戦略の両方が必要なとき

現代日本の危機

 現代日本は危機ですが、その本質がわかっていない方が非常に多いという困った事態です。

 それは、日本人が政治や経済に対する関心をなくしてしまったことと、政府やマスコミが枝葉末節は発表しても、もっとも本質的なところを国民に伝えていないからです。

 バブルの発生から崩壊、その後の誤った経済政策、「改革」という名称の日本つぶし・・・

 小泉首相は、経世会(旧田中派、旧竹下派)をつぶす、自由民主党をつぶす、このままでは日本をつぶしかねません。

 「改革」は必要なのですが、「改革」の内容が問題なのです。とくに無条件にアメリカやその背後の勢力のいいなりになったことが問題なのです。このままでは、日本は近隣諸国と完全に対立してしまいます。東アジアが戦争になりかねません。日本はこのままでは滅亡してしまいます。

日本の独立と友好関係

 私の基本的立場は、国際資本やアメリカとの友好ですが、友好と言いなりとは違います。日本が日本であるからこそ、歴史も、文化も、社会の仕組みも違う日米両国が同盟を結び友好関係を堅持していくのです。

 アメリカは強大な軍事力、経済力を保持していますが、アメリカだけが世界の理想国ではありません。日本には長い歴史があり、日本はその時代の最強国と友好を図ってきました。日本は有史以来、アメリカに占領された戦後の数年間を除いて、ずっと独立を保ち、属国になったことも、植民地になったこともありません。

 私たち、現代の日本人は、元寇のとき、幕末のとき、日露戦争のとき、戦争末期から敗戦にかけてなど、日本人の先祖がどれほど苦労して国を維持し、日本人の生き残りを図ってきたかを知らねばなりません。

 今、日本に必要なのは、外圧による言いなりの改革ではなく、日本人の、日本人による、日本のための改革なのです。それは、改革というよりも「維新」というべきものなのです。

 日本文明について

 日本は、日本人であり、日本国であり、日本文明であり、日本文化であり、日本語なのです。一国一民族、一国一文明、一国一文化、一国一言語なのです。概ねそのように言っても誤りではないと思います。

 現在も、明治時代も、江戸時代も、鎌倉時代も、平安時代も、奈良時代も、日本は日本なのです。日本は、中国、インド、ヨーロッパ、アメリカと世界の主要文明を吸収していますが、太古からの日本の精神文化は現在までも脈々と受け継がれていますし、民族の中核である皇室も男系で続いているのです。国際派で日本の歴史も文化も知らない「知識人」は、このことを忘れてはなりません。日本には、日本の国柄があり、国体があるのです。

 いかにアメリカが強大であろうとも、アメリカの文化遺産はほとんどありません。先住民族の文化遺産があったかもしれませんが、それらは破壊してしまったのです。

 ヨーロッパの王室の歴史と、日本の皇室の歴史を比べてみると、ヨーロッパは、「・・・朝」というように王室の交代があり、王室同士で国際結婚をしていますが、日本の皇室は歴史が古く、日本民族としての自覚ができるぐらいの太古から脈々とつながっているのです。

 日本にも時代時代により実質的な権力者はいたのですが、自ら天皇にはなれなかったし、なろうともしなかった。それが日本建国以来の日本の歴史なのです。男系の天皇家が続いていたからときの権力者も天皇にはなれなかったのです。

 21世紀になり世界がひとつになろうとしています。現代の日本人にとってまずやるべきことは、地球人類文明の中で、日本文明を位置づけて、さらに方向付けることなのです。文明を衝突させるのではなく、文明を共生して、収斂させるのが日本文明です。

 21世紀の地球人類文明は、世界の主要文明を吸収した「文明の坩堝」である日本で溶解して再形成されるでしょう。その意味で、日本文明は「21世紀地球人類文明の発信基地」であり、21世紀の世界文明は日本文明が礎になるといっても過言ではありません。

 私たちに必要なことの第一は、世界全体に対する巨視的・歴史的な視野なのです。

 情報の収集と戦略の策定

 次にもうひとつ必要なことは、国際情勢に関する情報の収集と、日本国、日本民族、日本企業としての総合戦略なのです。

 大東亜戦争、第二次世界大戦に敗戦した根本的な原因は、まず第一に経済力・科学技術力が劣勢で、資源がなく、やもをえず戦争をせざるをえなかったこと。第二には情報と戦略が弱かったことなどです。

 日本と中国が戦ったことにより、中国共産党が政権を獲得することになりました。日本はどんどん中国の奥地やアジア各地まで、戦域を拡大させてしまいました。さらに包囲網ができ、挑発に乗り、真珠湾攻撃をすることにより、アメリカが第二次世界大戦に参戦する口実を与えてしまいました。

 日本の暗号は解読され、日本内部の情報は筒抜けだったようです。日本は国際情勢の正確な分析もできていなかったのです。日本の中枢部の情報が漏れ、軍事戦略はあっても、国家戦略がないから敗戦したのだと思います。

 日本は敗戦後の復興、高度経済成長、石油ショック・ドルショックの克服とひたすら頑張りました。アメリカとしても、東西冷戦の中で、日本は反共の砦であったのです。中曽根首相は「不沈空母」と表現しました。

 改革の実行と日本の危機

 1980年代の後半、プラザ合意による円高が進み、バブルを発生させて急速に崩壊に導き、その後めまぐるしく政権が交替し、誤った経済政策が実施されました。このあたりから日本がおかしくなりました。「改革」というより「アメリカの年次改革要望書」の実行でしょう。内外で日本つぶしが行われているようです。

 この時期は世界各地で自由化、民営化、「改革」が実行されました。ソビエト連邦が崩壊してロシアになり、東アジア以外では東西冷戦の壁は崩壊しました。日本だけが危機だったのではありませんが、「失われた十年」が経過してしまいました。

 日本の未来を開く新しい文明の創造

 しかし、日本はこの程度の危機は、過去の歴史では乗り切ってきたのです。アメリカも中国もこのままでは自滅する可能性があります。アメリカ一辺倒、中国一辺倒は避けたほうが無難です。日本の未来は日本人自身が切り開くしか方法がありません。

 日本は日本の歴史と伝統を守りながら、21世紀の地球文明・人類文明を創造する、基本的人権や民主主義を守りつつ、戦乱に明け暮れ、物だ金だの資本主義から超越する新しい地球人類文明を創造することにより、世界に貢献しようではありませんか。

 最後に、少しだけ踏み込んで説明しますが、日本人は歴史が古く、もともと日本人であったのですが、大陸やシルクロードを通って、その彼方からの帰化人は流入しています。

 アシュケナジーユダヤ人はハザール人がユダヤ教に改宗したもので、本当のユダヤ人(スファラディユダヤ人)は白人ではありません。ユダヤが滅亡して、逃げ道は東のアジアか、西のアフリカしかなかったようです。日本の先は太平洋ですから、失われたユダヤ十氏族が日本に来て、帰化人となった可能性も否定できないと思われます。

 そう考えていくと、日本人の一部は帰化人であり、ユダヤ人と称する人々よりも、日本人に帰化した人々のほうが、ユダヤ人の本流であり、日本人はその末裔でもあるということになります。

 日本人もユダヤ人ももっとも重要なのは民族としての祈りなのです。日本の中核の皇室は日本民族の祭祀の長でもあるのです。日本が日本である限り、神道や仏教の祈りをすることは当然なのです。他の宗教を否定はしませんが、「日本は天皇を中心とする神と仏の国」なのです。国家神道は明治以後つくられた政治的なイデオロギーであり、今は絶えかけていますが仏教伝来以前から脈々と続く古神道やその後他宗の影響も受けた神道とは異質のものです。

国家百年の大計を策定して経綸を転換せよ

 今の日本人に必要なことは、巨視的・歴史的な視野と、個々の諸問題の本質を見抜いて対処するために、情報の収集と戦略の策定を行うことです。「国家百年の大計を策定して経綸を転換せよ」、「改革ではなく維新を断行せよ」と主張しています。

 

2006年5月26日 (金)

日本の叡智が日本を救う、世界を救う

日本の現状に対する危機感


 一日本人として、日本はこれでよいのか、今のままで日本人が子々孫々繁栄を続けられるか、ものすごい危機感があります。

 今の現在の状態は、黒船が来た、開国を求められた、幕末と似ているかもしれません。

 バブルの発生から崩壊、その後の誤った経済政策、地方による国家予算の分捕り合戦、アメリカによる年次改革の要望というより指示、中国や韓国・朝鮮からの内政干渉と半世紀以上前のことへの終わりなき謝罪要求、欧米の国際資本・多国籍企業・国際権力によるグローバル化・・・・私にはこのまま行けば日本は破滅するのではないかとさえ思えるのです。

 日本はその場限りの対策・対応に終始している、日本の国益を考えて日本全体を舵取りできていない、改革も必要なのだが日本人による日本のための改革とは言いがたい、日本が日本でなくなろうとしている、日本同士や日本と近隣諸国の人々との争いがあおられている、日本が外資に買収されてしまいつつある・・・・日本はこのままでよいのでしょうか。

外国留学と愛国心

 愛国心について教育に盛り込もうとしていますが、最も愛国心がないのは、国際派のエリートたちではないでしょうか。もっとも愛国心があるのは一般大衆であると思います。名もない庶民のほうが、素朴に国を愛し、日本の伝統を守り、日本人として生きているように思えます。
 明治の日本人は外国に留学して、学び、国際的な人脈を形成して、外国で得た知識や経験を日本のために役立てようとしましました。明治の日本が大躍進できた理由のひとつです。
 ところが昭和の留学生は、日本のためというよりも、自分が国際的なエリートになり、地位、金、名誉をえようと考え、行動しているのではないでしょうか・・・全員とはいいませんが、少なからずいるようです。

改革というまやかしに目覚めよ

 改革という言葉の響きはよく、このままではいけないことも確かなのですが、改革の内容とか、改革の方向性とか、改革をした場合の影響などを慎重に検討するべきでしょう。
 このままでは、日本人同士がゆがみあい争い、日本民族・日本国の精神的伝統文化が廃れて、日本が日本でなくなってしまうのではないかと心配しています。また、まとまれば非常に大きな力になるであろう、日本と中国と韓国・朝鮮が、半世紀以上前、日本以外については建国以前のことが原因で争うことが世界の中の東アジアとして得策なのかを冷静に判断しなければなりません。日本は挑発に乗ってはなりませんが、言われるままに何も言わずに見過ごしてもなりません。愚かな争いは一刻も早く終止符を打たなければなりません。

日本の危機に対してどのように対処をするべきか


 日本人として今の日本の危機に対処をするためには、どうすればよいのでしょうか。

日本民族の歴史と伝統を守れ

第一に日本という国、日本という民族が非常に歴史がある国、民族であることを認識することです。中国は歴史が古いとされていますが、国家の興亡があり、同一の国が、同一の民族が、同一の文化が脈々と続いているわけではありません。日本がユーラシア大陸の端の島国であることにもよりますが、日本は日本国であり、日本民族であり、日本文化であり、日本文明でもあるのです。日本国というよりも日本民族の中核は天皇陛下・皇室であることは否定できない歴史的事実なのです。日本は世界でもっとも古い国ですし、日本には日本の国柄があるのですから、日本人自身が、日本が日本でなくなるようなことをしてはなりません。世界において、民族というものは、個人や家族が生存を図るうえでの運命共同体です。とくに日本の場合は、世界に類をみないほどの長い歴史がある国ですから、日本民族としての歴史と伝統を守ることがこれからの日本を考えるうえでの出発点ともなるのです。

改革より維新を断行せよ

 第二に方向性も定めずにずるずると改革を一部の人間がやるのではなく、情報を収集して、戦略を策定して、改革よりも維新を実行するべきだと思います。国民に事実を知らさずに、一部の軍部が挑発に乗って戦略もなく既成事実を積み重ねて、日本を破滅させたことは、わずか数十年前のことです。今、日本の中の国際派のエリートが何をやりつつあるのか、外国からやらされようとしているのかを知らねばなりません。明治維新は国の創めに戻った、リセットしたから成功したのです。国民全体がどのようにするべきかを議論して、文明開化、殖産興業、富国強兵に協力したから大躍進をしたのです。今の日本人に必要なことは、日本が日本であること、つまり日本文明についての理解なのです。日本をよく理解したうえで、20世紀から21世紀にかけての世界がひとつになろうとしている時代において、世界全体の中で日本を位置づけ、方向付けなければなりません。

日本の叡智を基に、21世紀の文明を創造して、世界を救おう

 第三に世界全体の仕組み、世界全体の歴史を知らねばなりません。グローバル化は進んでいるのではなく、グローバル化を進ませているのです。世界各国にはそれぞれの戦略があるでしょうが、歴史を動かしているのは国家だけではありません。国を超えた国際資本・多国籍企業、さらにほ国連などの国際機関もあるのです。情報と戦略は日本人にとってもっとも弱い部分であると言われていますが、情報を収集し、戦略を策定して、国として、民族としての舵取りを行わないと、日本の繁栄も、日本民族の生存もありえません。世界全体の文明の潮流を把握して、日本として、日本人として、文明の進歩に貢献するべきなのです。日本の伝統精神を礎として、世界の主要文明を吸収している日本だからこそ、文明の衝突を避けて、21世紀の地球文明・人類文明を創造することができるのです。日本人は先人の遺産を感謝しつつ伝統的叡智を受け継ぎ、金だ、物だ、権力だ、世界支配だと考えている野蛮人どもに対して、人として生きる道を教えていかねばなりません。日本の叡智が世界を救うのです。

2006年5月22日 (月)

日本から世界に向けての情報発信

 日本は世界から情報を収集しているが、発信していないと言われています。
 アメリカから指示され、中国や韓国からも何かと言われ、日本としては争わないように、ひたすら言いなりになるだけです。
 しかし、日本について、日本人について、日本から情報発信しなければ、諸外国の主張を無条件に認めたことになります。日本とは何か、日本人とは何か。日本人は何を考え、何をしようとしているのか、まず日本内部で議論して、その内容を世界に発信しましょう。
 
1.周辺国は戦後の日本については日米安保条約があり、経済発展もしており、批判しにくいので、戦前の日本を批判します。そのような批判に対しては、事実と異なることは堂々と反論するべきです。そのうえで過去のことより未来のことを議論するように、日本のほうから導きましょう。中国も、朝鮮も世界全体の潮流から見れば、非常に遅れた国なのです。それでも日本は周辺国と争うのは得策ではありません。

2.歴史認識のこと、政治のことだけでは、お互いに理解し、友好を図れないかもしれません。実は日本は経済と科学技術の国だけではありません。21世紀の世界ビジョンを示さない限り、国際政治のリーダーシップも難しいでしょう。しかし、日本は、政治・経済・科学技術に文化・宗教をあわせた総合文明では、歴史的事実として非常に大きな役割を果たしえるのです。日本は世界の主要文明を吸収した文明の坩堝であり、吸収した諸文明を溶解して再形成できるからです。そのことは、一国一文明である日本が21世紀の地球文明・人類文明の発信基地になるのです。世界遺産がほとんどないアメリカに対して文明論では日本は優位です。民主化が遅れ、自由がない中国に対しても、人類文明の進化と世界文明の創造ということで議論をすれば優位です。今、日本にとって重要なことは、文明論であり、それに基ずく総合戦略論なのです。

3.言葉によるコミュニケーションの限界があります。世界に多くの言語があり、言葉の意味が違うのですから言語の壁を越えて完全に理解しあうことは不可能です。
しかし、現代では、画像、音楽、映像が簡単に安価で世界に向けて発信できるようになりました。ハリウッドの映画にたいして、日本にアニメがあるということは救いです。日本の高度な精神性を世界に示すことができるのです。日本の文化を画像・映像で世界に発信することが、日本および日本人に対する理解になるでしょう。ハードだけでなくソフトが重要なのです。

日本および日本人が世界から誤解されないために、日本から情報発信しようではありませんか。

今、マスコミに望むこと

 私は出版界で書籍や、雑誌が売れない原因は、活字離れもあるが、それ以上に読者が読みたい企画が少ないからだと思う。どれもこれも似たり寄ったり。事実、あまり知られていない著者の本、ネットの話題から本が売れている。また、活字が好きな元気な熟年層むけの本や雑誌も少ないように思う。熟年層にとっての関心は老後と健康だけではないのだ。

 今は、日本が繁栄を続けられるが、没落するかの分岐点なのである。だから従来どおりの右だ、左だではなく、日本論、文明論、総合戦略論などにつき、各分野の立場を超えてさまざまな意見を出し合わねばならない。

 ところが、現在や将来よりも、過去のことの記事が多い。過去のことのほうが、無難であるし、リアクションもおおかた予想できるからなのか。私には日本と中国と韓国・朝鮮が大部分の国民が生まれた前のこと、とくに日本以外は国ができる前のことを、何年間も同じ議論を繰り返すのはこっけいにも感じる。

 私は事実に反することは訂正を求めなければならないが、日本のほうから過去のことの議論を過熱させるのは得策ではないと考える。戦前も、戦後も、現在も、中国や韓国・朝鮮は世界全体の潮流からみて遅れている。日本は欧米と一緒にもっと先のことを話し合うべきではないか。

 私は日本の政治、経済、国家財政、地方経済、経営、外交(アメリカ・東アジア)、軍事、文化、憲法、教育基本法、靖国問題など問題山積みの現在ほど、問題点の解説、識者の意見など、雑誌に求められていることは多いと思う。

 さらには、「国家百年の大計」といえるような日本の総合戦略、21世紀の世界文明をどのように創造するべきか、日本はどのような貢献をするべきかなどのフォーラムのような雑誌があっていいのではと提言したい。同時に日本伝統文化を日本人自身がよく知り、それを世界に紹介し、さらには西洋のファッション、装飾品、バックなどに日本の生地やデザインを用いて
日本ブランドをつくろうではないか。

 マスコミは「時代の潮流を把握して創造的であるべきだ」と私は考える。過去のことより未来のことを語ろうではないか。そのビジュンが世界的にみて評価できるものであれば、中国も、韓国・朝鮮も文句は言うまい。

2006年5月 9日 (火)

日本の危機と東アジアとの友好

日本が危機であることを国民が認識していない危機

黒船が来た、戦争に負けた、そのようにはっきりしていれば、国民誰もが「日本が国家存亡、民族生き残りの危機なのだ」ということが認識できます。

しかし、現代は幕末、敗戦につぐ日本の危機であることは事実なのですが、国民の大多数は危機であることを認識していません。それは政府が、マスコミが、危機であることの本質を国民に隠して伝えていないからなのです。危機であることを認識していない危機なのです。

バブルの発生から崩壊、その後のデフレに対する誤った経済政策、そして最近の経済回復、本年は21世紀の日本が危機を回避してさらに繁栄を続けるか、没落するかの分岐点です。まさに日本国を立て直す、進路を転換するラストチャンスでしょう。危機であるということは、今ならまだ危機を回避することができるということです。

日本は財政、金融、産業、文化、教育などあらゆる面で危機なのですが、最近のグローバリズムの進展に対する対応、東アジア諸国間の対立の解消が日本のみならず周辺諸国との関係で最も重要に思います。

過去のことばかり議論され、未来のことを議論しない愚かさ

日本は敗戦してアメリカに占領されました。その占領政策は、朝鮮戦争、米ソの対立があり、日本を反共の砦とする、中曽根首相は「不沈空母」と表現しましたが、そのために援助もしてくれる、製品を輸入もしてくれるという寛大なものでした。そのことについては日本はアメリカに感謝をしなければなりません。

ただし、革命とか、戦争は、起きるのではなく起こされるのであり、日本はアメリカなどの連合国と中国共産党の挑発により、戦争をせざるを得ない状態に追い込まれてしまったのです。日本は真珠湾攻撃をしてアメリカが第二次世界大戦に参戦する口実を作ってしまいましたが、アメリカが日本に対して原子爆弾を投下したことも同時に忘れてはなりません。日本が悪くない、誤りがないとは言いませんが、日本だけが悪いのではない、誤っていたのではないと私は思います。戦争をした双方に程度の差はあるかもしれませんが、誤りがあるのです。

日本が戦ったからアジアは植民地から解放されたのであり、日本が敗戦した後も東南アジアなどに残り、その国の独立のために戦った軍人がいるのです。中国や韓国は日本に対して何回謝らせるのでしょうか、政権が替わるたびに謝らせられるのではたまったものではありません。経済援助より賠償金を払ったほうが安くつき、期限を限定できたし、国民にもはっきりと日本が金を出したことがわかったでしょう。とくに中国は国内の諸矛盾を自国の政府に向けるのではなく、日本に向けさせているようにも思います。(ここの部分だけを引用することを禁止します)

もう少し歴史をさかのぼりますと、列強の植民地支配にたいして、日本だけが国家の存亡をかけて戦ったのです。さらに日本人は各国の独立運動を支援し、独立運動家の亡命を受け入れ一部の日本人は命をかけて一緒に戦っています。本来ならば、中国が中心となりアジアの開放を図るべきでした。

世界全体をみてみますと、共産主義の国はなくなり、グローバリズムの是非は別として、資本主義で世界が統一されつつあります。ヨーロッパでは国々の対立に終止符をうち、EUが誕生しています。いくつかの地域連合がまとまり、世界はひとつになりつつあります。いまだに東西問題があるのは東アジアだけなのです。もっとも現在の中国がマルクス・レーニン主義の共産国かどうかはわかりませんが・・・ アメリカは対中国に一方で資本開放を求め、一方で軍事対立に対処する準備を進めているようです。歴史的に中国は戦争により政権交代が行われる国です。覇権主義であり中華思想の帝国です。このままいきますと、アメリカと中国が朝鮮、台湾、そして日本で戦争をする危険性がかなりあります。

過去のことばかりにとらわれ、未来に向けての国家間、民族間の協力の議論をしないことは、日本を含めて東アジアの諸国政府の愚かさといえるでしょう。

過去の対立よりも未来に向けての友好を

中国の若者は、自分が生まれたときよりも半世紀ぐらい前、自分の国ではない前政権の別の国で起きたことになぜあのように夢中になるのでしょうか。それは中国での教育の影響であり、また現在も一部の運動家に煽動されているのではないでしょうか。

北朝鮮、韓国、中国があまりの傍若無人の振る舞いをすれば、日本国内でもそれに抗議する世論が巻き起こるのは当然のことです。大部分の日本人は戦争をしたことを反省して、二度としてはならないと思っているのですが、事実でないと思われることまで誇張されて、日本だけが悪いとされると我慢にも限度があります。日本を挑発して、日本人が自制している原爆を装備したり、ミサイルを装備することをせざる得ない事態にならないことを願っています。

日本と中国、台湾、韓国、北朝鮮がひとつにまとまれば強大な力になります。欧米勢力はひとつにまとまらないように画策しているようにも思います。中国にしても、北朝鮮にしても、軍事力で脅威を与えて妥協を引き出すやり方は世界がひとつになろうという21世紀にやるべきではありません。一歩間違えば、大惨事になり、戦争は局地戦ではなくなり、第3次世界大戦に拡大する恐れがあります。

日本の文明は中国とは違う「一国一文明」であり、日本の国柄、日本の文化も中国とはまったく違います。ですからEUのような地域連合である「東アジア共同体」を設立するのは現実的ではありません。それぞれの国が独立して、政治、経済、文化でいっそうの交流を図るべきです。

その手始めとしてやるべきことは、各国、各民族の情報の交流です。言葉だけでなく、映像・画像・音声による交流です。マスコミの交流が第一歩でしょう。それから文化やスポーツでしょう。中国でも韓国でもたかがスポーツの試合に熱狂する民族性であり、かつての卓球のように教えると日本より強くなるという心配はあるのですが、スポーツだからかまわないでしょう。

情報と戦略が弱い日本、挑発に乗せられ、戦争に引きずり込まされた過去を教訓に、周辺諸国に言うべきことは言い、周辺諸国も日本の誠意に答え、友好親善を図ることが東アジア全体として得策なのです。

2006年5月 8日 (月)

ごあいさつ

 ウェブサイトはいくつも公開・運営しているのですが、ブログは本日が初めてです。

ブログを今までやらなかったのは、

http://21-civilization.com/

「インターネット情報源ガイド」をはじめ、そこからリンクしている、

「21世紀新人類文明の創造」

「21世紀 日本の総合戦略」

「ポートレート スタジオ ファイン」

「美しく写る秘訣、美しく撮る秘訣」

などのサイトが、個人のサイトとしては高アクセスであり、何もいまさらという気持ちがあったからです。

 サイトを運営してメールアドレスを公開しておりますと、サイトとまったく関係のないいやらしい女性(正体は男性が多いらしい)からのメールや、海外からのウイルスつきのスパムメールが届きます。備えて無視することに慣れましたが・・・

 また掲示板の内容のひどさも私の性格にあいません。

 それらの理由からブログを管理するのは手間がかかりすぎるので、新しがり屋の私も手をつけませんでした。しかし、ブログは毎日気楽に書けて、文章が蓄積されますし、ウェブサイトにない、双方向性があります。MIXIでは身元がはっきりしているためか、前向きな情報提供、議論、交流ができています。ブログについても、真摯な書き込みもされるだろうと期待して、また無料ということもあり、やってみようかと決心した次第です。

 ここ、ニフティでは、文明、文化、戦略、政治、経済、情報など比較的硬い話題になります。それは日本の現状を憂い、将来を心配している人々が予想以上に多いことが、サイトのアクセス解析、MIXIのコミュニティからわかったからです。関心のある人はわりあい多いといっても、他の分野に比べれば少ないでしょうが、真剣に日本の将来を心配している若人がいる以上、私の思想や知識や経験を公開して広く伝えようと考えました。

 なお、画像・映像、ポートレート、美しく写る方法、モデルのやり方などのコンテンツは別のブログを別の場所で開設することにしました。

 本日はとりあえずのご挨拶のみで、内容については触れることはできませんでしたが、次回からは結論から発表し、あまり一般には知られていないこともどんどん公開しますので、ご期待ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 2006年5月8日  

                              近藤章人

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